在宅ワーク 種類

在宅ワークには、様々な種類があります。
ここではパソコンを使う在宅ワークのうち、
比較的求人が多く、一般的なものをご紹介したいと思います。
自宅でできて、仕事の時間や量も自分で調整することができる在宅ワーク。
あなたのスキルやライフスタイルに応じて、最適なものを選びましょう。

大きくわけて、３種類の業務があります。

テキスト入力（ベタ打ち）

単純に文字をパソコンに入力するお仕事です。
文字入力ができる人なら、誰でも始めることができます。

単価が安いので、量をこなさないとまとまった額の収入は難しいのですが、 未経験者でも求人があるため、始めやすいといえます。

きちんと仕事をこなして取引先との信頼関係を築き、 あなた自身のスキルを向上させることができれば、 より単価の高いお仕事につながる場合もあります。

データ入力

ExcelやAccessなどを使って文字や数字を入力し、 データベース化するお仕事です。
Excel、またはAccessが使えなくてはならないので、 ベタ打ちより多少、単価が高く設定されています。
アンケートや名簿などの入力が一般的です。

文章作成

文章の体裁を整えたり、写真などの画像を挿入したり、 レイアウトも行うワープロオペレータのお仕事です。
３つの中では最も報酬単価が高く、本業も可能です。
Wordを使いこなせるスキルが必要です。

＞＞データ入力の詳細ページ

テープ起こしとは、録音されたものを文章化するお仕事です。
最近ではデジタル音声データをWordで文字にすることが主流で、 パソコン、インターネット環境が必須条件になります。

音声は、インタビュー、会議、講演会など様々で、 通常では聞くことのできない話題が聞けたり、
新しい知識を得ることができる機会も多く、やりがいのある在宅ワークです。
書籍や講座などで、勉強することができます。

＞＞テープ起こしの詳細ページ

ブログの記事や、WEBサイト（ホームページ）の記事を作成するお仕事です。
自分のブログに記事を書き、掲載料が支払われるという形態のものや、 クライアントのブログを更新するタイプのもの、 記事のみを納品する場合など、取引先によって違いがあります。

記事の内容も、自分の好きな事（日記、テレビなど）を書けば良いものから、 専門的な記事を作成するものまで幅広く、報酬も案件によって様々です。

非常に求人が多く、仕事に困ることはありませんが、 簡単な案件はやはり単価が安いので、 １つの記事を仕上げるスピードが、収入を大きく左右します。

最近では、
「自分のブログに指定された記事を書くお仕事」＝ブログライター
「ブログライター以外のライティング・記事作成」＝在宅ライター

というふうに、区別されることが多くなってきました。

個別ページでは、
「ブログライター」と
「在宅ライター」をそれぞれわけてご説明します。

＞＞ブログライターの詳細ページ

＞＞在宅ライターの詳細ページ

ホームページを作成する、ホームページをデザインするお仕事です。
受注した仕事の内容にもよりますが、 HTML/CSS、JavaScript、PHP、Perlなどの知識が必要です。
また、Dreamweaver・Photoshop・Illustrator・Flashなど、 ソフトを使えることが条件とされる場合もあります。

専門的な技術が必要なため、報酬は高額。
多くのフリーランスが活躍している、活気ある業界です。
需要が多く、時間をかけて勉強する価値のある分野といえます。

自分のブログやホームページに広告を掲載して収入を得るお仕事です。
收入になるまでにある程度の時間はかかるものの、 月１００万円以上を稼ぐ成功者も多い、夢のあるビジネスです。

自分のペースで仕事ができる反面、誰にも仕事を強制されないので、 稼げる前にやめてしまう人も多いようです。
在宅ワークの中では、特に自己管理が大切な職種です。

＞＞アフィリエイトの詳細ページ

DTPとは、出版物の原稿作成や編集、デザイン、レイアウトなどの作業を行うソフトで、 CADとは、建築物や工業製品の設計に必要な、図面を作成するソフトのことです。
DTPオペレーター、CADオペレーターはそういった専門ソフトを扱う技能が必要です。

会社や派遣業などでオペレーターを経験し、 その後、独立して在宅で仕事を受注するパターンが多いようです。
ソフトの勉強をし、資格を取ったとしても、 実務経験なしにいきなり在宅で仕事を受注するのは難しいでしょう。

コンピューターを動かすプログラムを作成するお仕事です。
システムエンジニア（ＳＥ）がシステムの設計をし、 プログラマーが設計に基づいてプログラミングを行います。

在宅プログラマーは、会社員を経験し、 そこで得た信頼や人脈を活かして仕事をされている方がほどんどです。
在宅ではトップクラスの報酬です。

在宅ワークとは、その名のとおり在宅でできる働き方のことです。
子育て中のママさんや、副収入を得たいサラリーマンの方に人気で、在宅ワークを探している人の数は年々増えているようです。

自宅を仕事場にしている「個人事業主」のことを在宅ワーカーといいます。
会社に属さず、どこからも雇用されていない働き方が「個人事業主」です。
仕事の時間や内容、仕事の量を自由に選ぶことができるのが長所です。

雇用されていないため、労働基準法は適用されません。
厚生労働省が定めた「在宅ワークの適正な実施のためのガイドライン」によって、在宅ワークの仕事を注文する者が在宅ワーカーと契約を締結する際に守るべき最低限のルールが定められています。

内職とはどう違うの？

在宅ワークと似たスタイルで、「内職」という働き方があります。
内職の場合も自宅で仕事ができますが、在宅ワークとは違って「雇用されて働く」ことに近いスタイルです。

内職で働く人は「家内労働法」が適用され、各都道府県ごとに最低賃金の設定もあります。
自治体の担当窓口であっせん業者を紹介してもらうことができます。

業務内容として、在宅ワークは「パソコンや電話などの情報機器を使って行う業務」とされているのに対して、内職は「製造または販売業者から委託を受けて物品の製造加工を行う」と定義されています。

つまり在宅ワークは、雇用スタイルや業務内容が、内職とは全く違うといえます。

お仕事の見つけ方

在宅ワークは、ハローワークでは募集をしていないため、ハローワーク以外で仕事を見つける必要があります。

在宅ワークのお仕事の見つけ方は主に２つ。
「在宅ワークセミナー」か「ビジネスマッチングサイト」です。

在宅ワークセミナー

在宅ワークセミナーは、厚生労働省などの主催によって行われます。
講師による在宅ワークに関する説明などがあり、クラウドソーシング事業者や発注企業から
・仕事のもらい方
・トラブル事例
・信頼を得るための方法
などを聞くことができます。

ビジネスマッチングサイト

インターネット上でお仕事を見つけることができます。

多くのビジネスマッチングサイトは、
「取引は前払いを活用して行われ、クライアント（発注者）は仕事が完了するまで支払いが実行されず、メンバー（受注者）は支払いが保証されるため、安全に取引が可能！」
というシステムをとっています。

仲介手数料がとられますが、未経験の方には安心安全です。

引き受けた後の注意点

上記の方法でお仕事を見つけることができたら、仕事には全力で取り組みましょう。

・連絡は迅速に礼儀正しく
・責任を持って仕事をやり遂げる
・仕事が完了した後のお礼の一言も忘れない

在宅ワークはビジネスです。
無責任でいい加減な対応は取引先の信頼を損ねますので、真面目に真摯に仕事に取り組んでくださいね。

取引先との信頼関係を築くことができたら、指名でお仕事がもらえたり、高単価がもらえたり、継続的にお仕事を任せてもらえるようになります。

スキルアップするには？

在宅ワークは、スキルアップすることによって徐々に報酬がアップしていきます。
まずは、あなたの仕事に合ったスキルを見極めることからはじめましょう。

ライターなら、語彙力や広い知識が必要です。
オペレーターなら、ソフトに関してより深い知識を得る必要がありますよね。

スキルアップの方法はいろいろありますが、主なものを３つまとめました。

新聞やネットニュースを読み、知識を増やす

在宅ワークでは、さまざまな種類の仕事を受注することがあります。
最新の知識があれば、さまざまなニーズに答えることができ、質の良いものを納品することができます。

関連書籍を読む

ライターならテーマに合った関連書籍を読むことで、レベルの高い記事を納品することができます。
オペレーターなら、ソフト関連の最新の書籍を読むことで、より高度なものを作ることができるでしょう。

資格を取得する

資格を取得することは、取引先の信頼を得られるだけでなく、自分の勉強にもなります。
資格を取得するために勉強した内容は、お仕事に役立つものばかり。
自分自身の自信になるだけでなく、品質の高いものを納品することができれば、より高単価のお仕事を任せられることもあります。

★在宅ワーク技能を習得しよう！ >>> 通信教育90年のがくぶん

在宅ワークで気をつけなければならないのは、 悪徳商法業者の存在です。
「未経験者さんでもＯＫです」という事をウリにして、 在宅ワークをしたい人からお金を騙しとる業者があります。

「はじめに○○万円の登録料が必要です」
「未経験の方は、○○万円の講座を受けてもらってからのお仕事になります」
このように、お仕事をする前にお金を要求してくる業者には 十分注意してくださいね。